フェレットの年齢と寿命・鳴き声について
フェレットとは?
フェレットはイタチ科に属する肉食系の哺乳小動物でヨーロッパのケナガイタチが起源といわれています。
可愛いしぐさや人懐っこさから今やペットとして世界中で愛されているフェレット。
外国では犬猫と並ぶほどペットとして人気が高いです。
ほっそりとした体つきが特徴的ですが、狩猟に用いられるなど身体は頑丈で機敏性に優れています。
フェレットを飼う場合はフェレットの特徴や性質ついて理解を深めておくといいでしょう。
参考記事→フェレットの魅力と歴史
フェレットの特徴や性格
体の特徴
体長は成体で約35 ~ 50 cm。
体重は約800g~2㎏
体温はおよそ38℃、興奮すると40℃くらいになることもあります。
15℃~23℃を適温とし、暑さに非常に弱い動物です。
汗をかかない動物で、身体の熱をうまく逃がすことができないため夏の温度などには十分注意しましょう。
参考記事→フェレットの適温は?夏の暑さや熱中症対策にはエアコン!
縄張りを主張するために肛門近くには強い匂いを放つ臭腺が備わっています。
通常販売されているフェレットは、臭いの元となる臭腺を除去した手術済みのフェレットなので臭いを出すようなことはありません。
参考記事→フェレットは臭い?においの原因と対策方法
音や匂いに敏感ですが聞き慣れた音や声に対しては大きな音でも警戒はしません。
フェレットの性格と行動
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フェレットは陽気で好奇心旺盛で、何でも興味を示し遊ぶことが大好きです。
また飼い主に忠実で人の心も理解しますので大変癒されます。
喜怒哀楽と非常に感情豊かな動物です。
また怖いもの知らずで脱走したり、本能的に狭いところを好みます。
どこかに隠れてしまわないよう気をつける必要があります。
飼い主が事前に危険なものをなくすなど、毛がや骨折が起こらないような環境を作ることが重要です。
飼い主が事前にできる対策についての詳しい記事はこちらです。
参考記事→フェレットの骨折と予防
知能や学習能力も高く、トイレをしつけることによって決まった場所でしてくれます。
参考記事→フェレットの噛み癖やトイレのしつけ方法
名前を覚えたりさらにはお手やお回りなどの芸も覚えさせることができます。
というのもフェレットの知能指数は犬と猫についで高いとも言われています。
フェレットは犬や猫のように人間の言葉を理解したり、一緒に遊ぶことができるのです。
参考記事→フェレットの知能と芸の教え方のコツとは
また、フェレットは室内ペットなので散歩の必要はありませんが最近では散歩用のリードが売られていたりと散歩させるフェレットが増えてきています。
散歩をすることで気分転換になったり、普段とは違ったフェレットの表情を見ることができます。
参考記事→フェレットの散歩の仕方と便利グッズ
フェレットの年齢と寿命
最近では医療技術の発達によりペットの平均寿命も延びてきています。
フェレットの寿命はおよそ6年~11年です。
生後1年で人間に換算するとおよそ20歳。
その後1年で10歳ずつ年をとります。
3年で人間の年齢でいうとおよそ40歳になります。
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 |
---|---|---|---|---|---|---|
1歳 | 5歳 | 12歳 | 20歳 | 30歳 | 40歳 | 50歳 |
5年 | 6年 | 7年 | 8年 | 9年 | 10年 | 11年 |
---|---|---|---|---|---|---|
60歳 | 70歳 | 80歳 | 90歳 | 100歳 | 110歳 | 120歳 |
フェレットの鳴き声
生まれてから2か月は「キャーキャー」という声で鳴きます。
しかし、生後3か月もすれば落ち着いてきてほとんど鳴きません。
そのためマンションなどでも飼いやすいと言われています。
フェレットが鳴くときにフェレットの気持のを表現していることが多いです。
例えば、「クックック」と声を出しているときはフェレットが嬉しくて興奮しているときです。
また、寝言の時には喉をならすように「クックック」という声を出します。
逆に「シーッ」「キャー」という声を出しているときは威嚇や警戒、強い恐怖心を表しています。
この時には大きい声で叱ったり、怒鳴ったりしないようにしましょう。
フェレットの声で気持ちが理解できるようになると毎日のコミュニケーションもさらに楽しくなります。
参考記事→フェレットのしぐさや行動(サイン)から気持ちを理解しよう
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
今回の記事をお読み頂いた感想や、フェレットのことでお悩み等ございましたら下のフォームよりお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。