フェレットとイタチと野生のオコジョがかわいい!どう違う?
フェレットとオコジョ
こちらの写真はフェレットとオコジョのどちらかわかりますか?
とてもよく似ていますが・・・
実はオコジョなんです。
パッチリお目目に愛らしい表情がとても可愛いですね~!
オコジョは日本にも生息しており【山の妖精】とも言われています。
今回はそんなオコジョとフェレットの違いについてお伝えしていきます。
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オコジョとは
【オコジョ】
●学名 Mustela erminea
●食肉目 イタチ科。
●別名 エゾイタチ、ヤマイタチ
●体長 約13~33cm(尾長5~12cm)
●体重 約150~320g
ヨーロッパ中北部、アジア中北部、北米に生息。
毛色は1年に2回換毛をします。(夏は茶色、灰褐色で腹部は白色、冬は全身白く、尾の先は黒色)
気性が荒く、泳ぎや木登りが得意です。
岩の隙間や樹根の隙間に住み、単独で生活をします。
日本にはエゾオコジョとホンドオコジョの2種類生息していますが、絶滅の恐れがある準絶滅危惧種に指定されています。
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フェレットとオコジョの違い
こちらがオコジョ↑
こちらがフェレット↑
フェレットとオコジョは共にイタチ科の動物です。
だから顔やしぐさがよく似ているんですね。
オコジョをペットとして飼いたい~!と言う声も多いですが、実はペットとして飼うのには向かない動物です。
野生動物のオコジョは見た目の可愛いさからは想像つきませんが気性が荒く凶暴です。
ノネズミやノウサギさらに自分のより体の大きいライチョウを捕食します。
また、準絶滅危惧種に指定されていて、ペットとして飼うことはできません。
運が良ければ登山中やスキー中に出会えることもあります。
こんなに可愛いオコジョが絶滅してしまわないよう、自然の中で見つけたときはそっと見守ってあげましょう。
一方フェレットには野生種はいません(脱走して野生化したものは省きます)。
その理由はフェレットは人間が繁殖しペットとして改良されているからです。
長い歴史とともにフェレットは人から愛されてきました。
参考記事→フェレットの魅力と歴史
フェレットの性格は好奇心旺盛で人になつきます。
飼うのであればやはりフェレットですね!
フェレットのこの寝顔・・・
癒されます!
【豆知識】イタチとの違い
フェレットはイタチにもよく似ています。
フェレットもオコジョもイタチも全てイタチ科の動物です。
どれもよく似ているのですがフェレットとイタチとの違いは発生場所です。
イタチは日本で生まれた動物です。ニホンイタチといいます。
ニホンイタチは毛色が茶色でシッポはフサフサです。野生もいます。
フェレットはヨーロッパで発生し、野生種はいません。
イタチは肉食で自分の身体より大きなウサギも捕獲するほど凶暴さも兼ね備えています。
夜行性で昼間見かけることは稀です。
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
今回の記事をお読み頂いた感想や、フェレットのことでお悩み等ございましたら下のフォームよりお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。