フェレットは夜行性?飼う前に知っておきたいメリット・デメリットとは
フェレットを飼う前に知っておきたいメリット・デリットとは
フェレットは飼い主にたくさんの喜びや癒しを与えてくれます。
家族を迎え入れた日からやがてなくてはならない存在となります。
しかし、可愛いだけで飼うのは少しまってください。
飼うということは「命の責任」が伴います。
途中で飼えないからと手放してしまうフェレットが毎年たくさんいるそうです。
生涯面倒をみれるかどうかは考えるのは飼ってからでは遅いのです。
フェレットを飼う前に今一度、フェレットのメリット・デメリットについて知っておくといいでしょう。
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フェレットを飼ううえでデメリットとは。
フェレットの臭い
フェレットを飼ううえで一番気になるのは「臭い」という方は多いです。
フェレットはイタチ科の動物であり、ほかの動物に比べると特に臭いが強いと言われています。
その理由は、イタチは縄張りを主張するために臭いを放ちます。
フェレットも肛門近くに臭腺という臭いを発する機能が備わっているためです。
しかし、日本で売られているフェレットは生まれてまもなく臭腺を取り除く手術が行われています。
この手術を行うことによって臭いの原因もなくなります。
参考記事→フェレットは臭い?においの原因と対策方法
ただ、手術をしても犬や猫と同じ程度のペットの臭いを感じます。
臭いの感じ方には個人差がありますので、「まったく気にならない」という方もいらっしゃれば、「臭いを受け入れられない」という方もいらっしゃいます。
どんな臭いか気になる場合は飼う前にペットショップでフェレットの臭いを嗅いでみるといいでしょう。
また、自宅でできる臭いの対策方法もありますので上記の参考記事をご覧ください。
フェレットは夜行性?
フェレットはもともとは夜行性の動物ですが、飼い主の生活リズムに時間を合わせてくれる子が多いです。
また、フェレットは1日のほとんどを寝てすごしますし、夜うるさいということもほとんどありません。(個体差があります)
抜け毛(毛球症)
フェレットは年に2回毛が抜け変わります。
春と秋の抜け毛の時季はあちこちに抜けた毛が付着します。
この時季には、こまめに掃除をしたりブラッシングがかかせません。
また、抜け毛がひどい場合はシャンプーも効果的です。
気を付けなければいけないのが毛球症です。
フェレットは毛づくろいをしても自分で毛を吐き出すことはできません。
大量に飲み込んでしまうと毛球症になってしまう可能性があります。
参考記事→フェレットの毛づくろいや抜け毛による毛玉予防(毛球症)
旅行に行けない?
フェレットだけでなくぺットを飼っている方に共通してのデメリットといえば、「旅行に行けない」ことです。
もし旅行に行く場合は、ペットホテルや知り合いに預ける方が多いでしょう。
また、最近ではペットと一緒に旅行している方も多くいらっしゃいます。
ペット可能なホテルも増えてきており昔に比べるとペットも一緒に旅行しやすくなっています。
参考記事→フェレットと旅行!飛行機や電車に乗る方法
病気・治療費
フェレットにはいつまでも健康で長生きをしてほしいです。
しかし、フェレットは他の動物に比べると病気になりやすい動物です。
特に3歳半から病気をすることが多くなります。
フェレットを飼う上で最も費用がかかるのが治療費です。
ペットの治療費は人間の治療費とは違い高額です。
例えば副腎腫瘍の手術費用はおおよそ20万円前後必要です。
そこで最近ではペット保険に加入している方もいらっしゃいます。
ペット保険によって掛け金や保険内容が違いますので資料や話をしっかり聞かれてから検討するといいでしょう。
参考記事→フェレットはペット保険に入るべき?治療費・医療費が病院によって違う理由
生涯にかかる飼育費用
フェレットにかかる生涯の飼育費用はどれくらいになるのでしょう。
ここでは生涯費用を計算してみました。
まず必要なのがフェレットの値段です。
フェレットの値段・価格は販売ルートにもよりますがおおよそ2万円~12万円です。
そしてフェレットを飼う場合、ケージやハンモック、トイレなどの準備が必要になります。
飼育用品はおおよそ40,000円です。
参考記事→フェレットを飼う前に準備するもの
上記を加算して生涯にかかる費用をまとめます。
フェレットを7年飼育したとして計算します。
健康なフェレットの場合の生涯にかかる最低費用は約20万円以上です。(雑費は含んでいません)
ペット保険に加入した場合の最低費用は22万円以上(雑費は含んでいません)
この他に入院費・手術費などがかかるとさらに数十万以上、多い子では100万近くかかってしまうこともあります。
詳しい値段は下記記事を参考にして下さい。
参考記事→フェレットの値段と飼育にかかる費用とは
まとめ・メリットとは
フェレットは人によく懐き、人間と一緒に遊ぶことが大好きです。
また学習能力があるので名前を覚え呼ぶとそれに答えてくれます。
しつけをすることによってトイレもできるようになります。
そして室内の小スペースで飼うことができます。
参考記事→フェレットの噛み癖やトイレのしつけ方法
何よりこの愛らしい表情やしぐさは、飼い主の心に癒しや潤いを与えてくれます。
一言でいうととても可愛いです。
ただ、可愛いだけでは飼うことは難しいです。
毎日のお手入れや掃除、しつけ、遊び等、お世話は毎日続きます。
飼い主の責任はフェレットの面倒を一生みることです。
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
今回の記事をお読み頂いた感想や、フェレットのことでお悩み等ございましたら下のフォームよりお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。