フェレットの水や良質なフード(ご飯)の選び方・エサの与え方
フェレットフード(ご飯)
フェレットはイタチ科で肉食動物です。
フェレットが摂取するといい栄養素は動物性のたんぱく質と、動物性脂肪です。
ドッグフードやキャットフードにはフェレットには、必要ない成分も含まれていることもありますので、フェレット専用のフードを選ぶといいでしょう。
また最近ではフェレット専用フードもたくさんの種類があります。
栄養的に高品質のフードを選びましょう。
値段が高いからといって良質とは限りません。
大切なことは成分をみることです。
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良質フード(ご飯)の選び方
■大人のフェレットならタンパク質が36%以上、脂肪が22%以上、繊維質2%以下のもの(タンパク質は動物性タンパク質を多く使用していもの)
■動物性タンパク質が多く含まれているかどうか
原材料の一番最初に記入されているものがフードの主な原料として使用されているものです。
肉食であるフェレットの必要な栄養素は動物性タンパク質です。
原材料を見て、一番最初に記載されているものが「チキン」の物を選ぶといいでしょう。
原材料の一番最初に記載されているものが「小麦」とかかれているものはフェレットのフードとしてふさわしくありません。
■人工保存料を見る
人間には使用を禁止されているBHA等が入っているフードもあります。
微量だとしても、毎日摂取し、これが何年も摂取することはできる限り避けたいです。
■消費期限
消費期限が長いものは、体にとってよくない保存料を使用している可能性が高いです。
フードによっては体質に合わず食べなかったり、下痢をすることもあります。
フードを新しく変える場合にはフェレットの体の調子には気を付けましょう。
参考→フェレットの下痢について
最近ではネットでもフードを購入することができます。
空気もれがないかどうか、製造年月日や消費期限を必ず確認しましょう。
輸入によっては消費期限切れのものが送られてくることもありますので注意しましょう。
また消費期限内であっても、高品質のフードには身体に害のある保存料が含まれていないため開封後は急速に劣化します。
開封後は1か月以内を目安に使い切れば問題ないでしょう。
開封前、開封後にかかわらず冷暗所または冷蔵庫で保存し、使用するときは容器を開けたまま長時間放置しないようにしましょう。
【ドライフードかウェットフード】
赤ちゃんフェレットは消化器官がまだ不十分なためベビーフードまたはドライフードをふやかしたものをあげましょう。
大人のフェレットには生・半生・ドライフードのタイプがありますが、ドライフードにしましょう。
生・半生タイプのウェットフードは歯に食べかすが残ってしまい虫歯の原因になってしまいます。
ドライフードは歯石が付きにくく歯周病予防にも役立ちます。
【高齢期のフード】
腎臓が悪いと老廃物や毒素が体から上手く出ていきません。
この腎臓を守るためにはタンパク質を減らすことが大切です。
タンパク質や脂肪の高いフードを与えている場合はタンパク質の低いフードを選んであげるといいでしょう。
【いつ与えるのか】
フェレットは1日に7~10回にわけて食事をとるため、いつでも食べられるようにフードを置いておくのがいいでしょう。
この場合1日に1回すべてのフードを取り換えます。
梅雨時期や室温が暑くなる夏場のフードは傷みやすいので注意しなければいけません。
ただし、ふやかしたフードは傷みやすいためこまめに交換します。
【餌入れ】
餌入れはひっくり返すのを防止するために、陶器製のものがおすすめです。
ただし、ヒビがはいったり、かけてしまったものはフェレットが毛がする恐れがありますので新しいものにとりかえましょう。
ステンレス製のものもおすすめです。
【水】
水はいつでも飲めるように用意しておくことが大切です。
給水ボトルを使えばひっくり返しを防止することができます。
給水ボトルは最低でも1日1回は新鮮な水に入れ替えましょう。
フェレットにはミネラルウォーターを与えてはいけません。ミネラルが過剰に含まれているため結石の原因になります。
【おやつ・栄養補助剤】
健康や虫歯のことを考えるとおやつ類は必要ありません。
しかししつけの際や飼い主とのコミュニケーションとして適量を与えてもいいでしょう。
たくさん与えすぎると餌を食べなくなったり、虫歯の原因にもなりますので木を付けましょう。
【あげてはいけないもの】
ネギ類やチョコレート人間用に味付けされた食べ物などフェレットに与えると危険な食べ物があります。
これらは絶対に与えてはいけません。
まとめ
フェレットは飼い主が選んだ物を食べて成長します。
フェレットが健康で長生きしてくれるようにできるだけ高品質のフードを選んであげたいですね。
体質や病気の有無でもフェレットにあうフードがかわってきます。
動物病院にもフードが売られているところも多いので相談してみるのもいいでしょう。
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
今回の記事をお読み頂いた感想や、フェレットのことでお悩み等ございましたら下のフォームよりお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。