フェレットの虫歯と歯石予防にはまず歯磨き!
フェレットの虫歯の原因
フェレットの虫歯は食生活が原因です。
フェレットの食事は餌を少量ずつ一日に何度も分けて摂取します。
夜中に起きて食べることもあるため、口の中は常に食べ物が付着した状態が続きます。
そのため歯のケアをしないと虫歯になる確率も高くなります。
虫歯の発生は飼い主の与える餌によって大きく変わります。
赤ちゃんのフェレットには消化機能が未熟なため、柔らかい餌を与えることが多いのですが、大人のフェレットにも柔らかい餌や半生フードばかり与えていると歯垢が増え、虫歯や歯槽膿漏などを引き起こす原因になってしまいます。
虫歯をできにくくするためには、餌はドライフードをあげるといいでしょう。
ドライフードは歯についた歯垢を落とす効果があります。
他にも人間の食べている糖分が多いものを与えることもやめましょう。
糖分は歯のエナメル質を溶かし、歯だけでなく健康状態も悪くなってしまいます。
フェレットの吐く息が臭くなってきたり、歯の表面に歯垢が多くつきはじめたら、虫歯になる可能性が非常に高くなっています。
丈夫な歯を維持するためにも飼い主が歯の健康管理を徹底しましょう。
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虫歯をできにくくする方法
■歯垢がつきにくいドライフードにする
虫歯予防には、歯垢のつきにくいフードを選ぶことが大切です。
フェレットの餌は、大きく分けると2種類あります。
ウェットフードといって水分を含んでいる柔らかい餌です。
もう一つは、ドライフードといって水分を含んでいない固い餌です。
ドライフードは食べ物が歯につきにくく、歯垢もとれるためウェットフードに比べて虫歯になりにくいです。
またおやつなど人間用の食べ物は糖分を多く含んでいるため、なるべく与えないようにしましょう。
■歯磨きをする
歯磨きは簡単に汚れを取り除くだけでも効果があります。
フェレットが小さいうちから歯みがきを習慣化させると歯に触られることに抵抗がなくなります。
歯みがきの仕方
まずは爪切りや耳掃除と同じように、フェレットが動かないようにしっかりと固定します。
そして、ペット用の歯ブラシグッズを使い、歯の表面を、数回なぞります。
もし歯ブラシグッズがなければ指にガーゼを巻いて、歯の表面を数回なぞるだけでも問題ありません。
歯ブラシの経験が少ないと歯茎から出血が見られることもありますが、歯みがきが習慣化するうちに歯茎が引き締まり出血も見られなくなります。
歯磨きに慣れていれば1~2日に1回、1週間に1回などできる範囲で磨いてあげると良いでしょう。
■歯石をとる
歯石というのは奥歯の表面にみられる黒いものです。
フェレットの吐く息が臭くなってきたり、歯の表面に歯石が多くつきはじめたら、ペットショップや動物病院で、歯石を除去してもらうといいでしょう。(歯垢除去を行っているかどうか事前に問い合わせするといいでしょう)
病院によってはフェレットが暴れないように麻酔をかけることもあります。
■グッズを利用する
おもちゃを噛むことにより自然に歯磨き効果があるものや、歯石をとるもの、虫歯予防や歯垢の除去に効果的な歯磨きスプレーもあります。
これは1日数回口内に吹きかけてあげると歯垢が取れていくというものです。
フェレットにより合う、合わないがありますので一番いい方法を選択するといいでしょう。
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
今回の記事をお読み頂いた感想や、フェレットのことでお悩み等ございましたら下のフォームよりお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。