フェレットの脱肛(痔)について
フェレットの脱肛
脱肛とは排便の際力んだり、炎症を起こすことで引き起こされます。
赤ちゃんフェレットや幼いフェレットに特に多いです。
お尻の穴の周辺が赤く腫れていたり、出血することで脱肛に気付くことも多いです。
フェレットは他の動物に比べると脱肛しやすいです。
その理由はフェレットは生まれて間もなくすると臭腺の除去手術を受けます。
フェレットはもともと強い臭いを放ちますが、この手術によって臭いはとれます。
参考記事→フェレットは臭い?においの原因と対策方法
しかし、成長段階である肛門の機能までダメージを受けてしまうことがあります。
そして手術後の排便時に力んでしまうことによって脱肛を引き起こしやすいのではないかと言われています。
家族であるフェレットが脱肛を引き起こして辛い思いをしないように事前に対策を取っていきましょう。
赤ちゃんフェレットを多く飼育しているペットショップでも脱肛について詳しく教えてくれると思います。
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脱肛にならないための予防策
食生活の管理
食生活を整えて便秘にならないようにしましょう。
消化機能の未熟な小さなフェレットは食生活をきちんと整える必要があります。
参考記事→フェレットの水や良質なフード(餌)の選び方・エサの与え方
フェレットは食事の変化によって便秘や下痢を引き起こしてしまうことがあります。
ストレスを溜めないようにする
ストレスによって興奮し体に力が入ってしまうと脱肛を引き起こす原因にもなります。
ストレスを溜めないように1日1回は一緒に遊ぶ時間をとったり、適度な運動をしてストレスを溜めないことが大切です。
参考記事→フェレットがストレス解消できるおもちゃの遊び方とは
また日頃から肛門に異常がないかなどみるようにすると早期発見ができます。
脱肛の治療
脱肛の治療は一般的には塗り薬を使います。
フェレットが薬をなめてしまうこともあり、塗り薬での治療は長期化することが多いです。
また、腸が出ていると場合によっては手術によって治療することもあります。
手術では出ている腸を体内に戻し、肛門を縫合わせます。
脱肛の早期発見ができれば治療も早く行えます。
自然治癒できることもありますが感染などによって他の病気を引き起こしては大変です。
肛門から出血していたり、腸が出ている場合、また少しでも気になることがあるときは動物病院へ行くことをおすすめします。
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。