フェレットの適温は?夏の暑さや熱中症対策にはエアコン!
【フェレット】夏の暑さ対策
フェレットは暑さに弱い動物です。
そのためフェレットにとって熱中症、日射病は命をおとす危険があります。
真夏の閉めきった室内は、30℃以上になることも多く注意が必要です。
28℃を超える場所や、直射日光の当たる場所には絶対に放置しないで下さい。
人間の感覚では暑さを感じなくても、皮膚呼吸や発汗することができないフェレットにとっては致命的になってしまうこともあります。
フェレットを飼うには温湿度計によるきちんとした室温管理が重要です。
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フェレットの暑さ対策
暑さ対策の時期
気温や湿度管理は5~10月に重点的に注意が必要です。
他の季節でも温度管理をしましょう。
フェレットの適温・快適温度
フェレットの快適温度:15~23℃
フェレットの快適湿度:30~50%
フェレットの快適な温度を保つために温湿度計を設置しましょう。
理想的な夏の暑さや熱中症対策
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【エアコン】
フェレットの適温が15℃~23℃ですので、少しでも上回ったり、下回った場合にはすぐに対策がとれるようにするといいでしょう。
暑さから身を守るにはエアコンを使うのが一番いい方法です。
電気代はかかりますが真夏の室内は命の危険もあります。
また気温の落差はフェレットの体調を壊しますので温度は一定に保つようにしましょう。
【エアコン以外の暑さ対策】
エアコンを使用しない場合、または使う程ではない時期には下記を参考にするといいでしょう。
●部屋の窓を開ける
フェレットの脱走には十分注意して下さい。
●扇風機
フェレットは汗腺という汗をかく機能がないため、扇風機を当てても人間のように涼しく感じることはできません。
扇風機だけで気温を下げる効果はないため、エアコンと併用したり、氷や水などを置き気化させる場合のみ扇風機を使用しましょう。
扇風機の風を直接フェレットに当てないように注意しましょう。
●遮光カーテン
室内のカーテンを遮光カーテンにすると2~3℃ほど温度が下がるようです。
【ケージ内の暑さ対策】
ケージはできるだけ直射日光の当たらない場所に置き、23℃から25℃程度に保ちましょう。
●飲み水を冷たくする
氷を少量入れて冷やしてあげる方法です。
水が冷たすぎると下痢をしてしまうこともありますので気を付けましょう。
●冷凍ペットボトルや保冷パックを使う
ケージの天井部(フェレットが触れないように)に並べておきます。
冷気は下へ溜るのでケージ内が涼しくなります。
水滴がたれることがあります。その際はタオルを巻くといいですがタオルを噛まないように気をつけましょう。
冷却が続くのは2時間ほどです。
最も暑い時間帯になる前に氷が溶けては意味がありませんので他の対策との併用が望ましいでしょう。
●ペット用保冷シートや素焼きの鉢、板状の大理石をケージの床に置きます。
※噛んでしまうものは危険ですので飼い主が見ているところで使用しましょう。
フェレットの熱中症の症状
熱中症で命を落としてしまうこともあります。
28℃以上で熱中症になる危険性がありますので気温が高い日は室温調整を特に気をつけなければいけません。
フェレットが熱中症になると呼吸がハァハァと荒くなります。
次第に力がなくなり意識を失います。
痙攣や嘔吐をしたらすぐに獣医さんで診てもらいましょう。
熱中症の可能性があると感じたらすぐに暑い場所からフェレットを移動させてください。
水分がとれるようであれば飲ませてください。ただし、無理にあげてはいけません。
氷水などで急に体温を下げてしまうと必要以上に体温が下がってしまいますので氷水は使わないようにしましょう。
濡れたタオルで包んであげながらゆっくりと体温を下げることが重要です。
軽度と判断しても危険な状態になっている可能性もありますので応急処置をしたあとは獣医さんに診てもらいましょう。
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
今回の記事をお読み頂いた感想や、フェレットのことでお悩み等ございましたら下のフォームよりお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。